リングフィットなら面倒臭がりでも良い身体をゲットできるぞ!!!

筋トレ系ゲームの流れ

ネットでブームになったリングフィットアドベンチャー、コロナの影響で品薄状態でしたが、ふと近所の家電量販店をのぞくと売っていたのでウッキウキで購入しました。欲しいけど売ってない〜とお困りの方がいれば、こまめに実店舗をのぞいてみることをおすすめします

ところで、筆者の部屋の押し入れにはWii Fitのあの板が眠っています

ご存知でしょうか、Wii Fit。フィットネスを主眼に置いたゲームの元祖と言っていいんじゃないでしょうか

任天堂のこれ系のゲームの流れって大ざっぱにいうと、

Wii Fit→Fit Boxing→リングフィットアドベンチャー 

いわばリングフィットアドベンチャーは現時点での集大成です

Wii Fitをけなす意図はありませんが、Wii Fitと比べるとやはりリングフィットのいいところが見えてきます

 

Wii Fitと比べたリングフィットの美点

使用するデバイスの取り回し

Wii Fitで用いるのは白い大きな踏み台で、リングフィットで用いるのは大きな輪です

いざゲームをするぞというときによいしょよいしょとデカい踏み台をテレビの前まで運んでくるのがいいか、それとも片手でもかんたんに扱えるリングコンがいいかという話です

 

保管についても同じです

筆者は百均で買えるフックを棚に取り付けて、そこにリングコンを引っ掛けています

Wii Fitの板に関しては行き場を失い、ついには押し入れです

続けることが重要なフィットネスにおいては、デバイスの取り回しやすさがかなり重要です。気軽にぽんと準備できるリングフィットはその点で優れていますね

 

フィットネスは自分の身一つでやるよりはなにか道具があったほうが楽しめます。その点で言えばWii Fitも悪くありませんが、あの白い板に対して私達が取れるアクションは「踏む」というひとつのみです。対してリングコンは「押し込み」「引き」「身体のひねり」なども読み取ってくれます。様々な筋トレを取り入れることを可能にしている、この動きの幅広さも利点です

 

「ゲーム」である点

ヨガなどのフィットネス色が強かったWii Fitと比べて、リングフィットはアドベンチャーモードというRPG形式のモードをプレイすることができます

RPGですよ!?

言ってみればドラクエです。いろいろな街があって、移動するときに現れるモンスターと戦ってレベルを上げて、街の人が困っていれば助けてあげて…もちろん目的はボスを倒すことです。ただ違うのは、全てを筋トレで行うという点です

モンスターを攻撃するのも回復するのも、回復アイテムを作るのも、住人との力比べも、全部筋トレの動きで行います。全部筋トレなのに毎日やりたくなっちゃうんです

これがリングフィットのいいところですね。ゲームをやるという行為に、自然に筋トレを潜り込ませているんです

 

自宅で一人で筋トレするときに、あと○回だよと誰か声をかけてくれますか?レベルが上がって攻撃力や防御力も上がって嬉しくなりますか?

いいえ、あなたは一人です。かなりの精神力がなければ一人での筋トレは続かないでしょう

 

あるいはジムの場合、優しいし知識もあるトレーナーさんから声を掛けてもらえるし、コミュニケーションを取りながら筋トレできるので、続けることができるかもしれません。

ただ、どうですか?ジムにいくハードル、少し高くないですか?健康な体を維持したいとか、ムキムキになりたいとか具体的な目標がなければそうそうジムにいくという選択肢は取れません。お金もかかりますしね

 

それに比べてリングフィットはゲームなんです

やってることはドラクエと一緒です。そのドラクエをやるために自然に身体を動かしているんです。そりゃあ続きますよね。

ストーリーの先が知りたいですし、自分のレベルが上がるのも楽しいです。なんなら身体は筋トレをやっているのに頭ではゲームをやっているという錯覚に陥っているなんて感覚にもなります

 

ただゲームだからこその短所(ある意味長所?)もあって、自分が苦手な筋トレから逃げちゃえるんです。

リングフィットではモンスターと戦う際に、ポケモンのようにいくつか技をセットして戦うことができます。ここで例えば腕の筋肉に自信がないから腕の技を一つもセットしないとか、足が弱いから足の技はセットしないなんてことができてしまいます。

人間はポケモンではありませんから、ASぶっぱなんてことはやめて、バランスよく鍛えるようにしましょう

 

リングフィットが続く理由

これまでリングフィットが続きやすい理由をいくつか紹介してきましたが、やはり一番は、自分の体が引き締まっていくという実感です

ゲーム内では運動負荷という、どれくらいきつい運動をするかという値を任意に決めることができますが、ゲームが推奨してくるのは、現時点の自分にとって多少キツめぐらいであるように思います

筆者は最初に運動負荷を10そこらからはじめましたが、購入から一ヶ月ほどたった現時点で20そこらまで増やしています。これがどういうことかわかりますか?

ゲームを始める前の筆者の少しきついレベルが10いくらだったのが、運動を続けて20いくらかで少しきついと感じるレベルになっているんです。つまり、筆者は成長しているんです!

ゲーム内の数値で自らの成長が実感できるのはもちろんですが、現実での自分の体を見ても二の腕や太ももが以前と比べて明らかに引き締まっているのを実感することができます。今では毎日お風呂で鏡を見るのが楽しみですよ

 

まとめ

リングフィットは総じて、筋トレの辛いと感じる要素をゲームによって和らげることに成功していると感じます。

大掛かりな道具も使わないし、文字通りゲーム感覚で筋トレを進めることができます。筋トレが一度軌道に乗れば自分の肉体の変化を見るのも楽しくなってきます。

三日坊主にもなり飽きたあなたに、リングフィットアドベンチャーはぴったりかもしれません。